今シーズンもクロスカントリースキーがしたい。
雪景色が恋しい。
先シーズン(2017年)は長野県飯山の木島平、山形県蔵王の坊平で、どちらかというと競技志向のクロカン環境で、ちょっと無理して練習して、おまけの散歩…で終わってしまった。
2018年の今シーズンこそは、もっと軽快な、雪の森をハイキングするようなクロカンスキーに一歩でも近付きたい。
そんな願いを胸に、2016年の夏に訪れたことのある函館を目的地に選び、たどり着いた先は七飯。そして、イクサンダー大沼カヌーハウスの渡辺さんにクロスカントリースキーの散歩とスノーシューハイキングをガイドしていただいた。
クロカンスキーの技術不足はもちろんだけど、スケーティング競技向けの、菜箸のように細く、滑り止めのくぼみ(うろこ)もエッジもない板ではどうにも勝手が悪すぎる。
ガイドの渡辺さんの使っていた道具を間近で見て、
こういう板とシューズだ…
と、軽快な散歩クロカンへの道が開けたような気がした。
でも、まだ、板の名前やどこで手に入るかなど、具体的なことがわからない。尋ねてみたところ…
渡辺さんの経験と知識とカン(のようなもの?)が、適切にまとめて表現できていない私のスキーイメージをサラッと具体化してくれたかのよう。私がしたいことをズバリ掴み、方向を示してくれた。
行くべき店はここ、カラファテ。
そこで、
…… フィンランドでやったような、緩やかな傾斜の雪の森を散歩をするための道具が欲しい。
と、言われた通りに説明したら…
スケーティング用のスキー板ではなく、もう少しだけ幅があり、板裏にうろこと呼ばれる溝があり、エッジもついた板、通称、BCクロカン用の板とブーツにたどり着いた。
回り道をしたようだけど、ここまで来れて、登り坂でもサクサク進めるようになったのは、スケーティングの板で、競技志向のスキルの先輩たちにいろいろ教わったから。
そのうち、板を使い分けて楽しむからね!
降り積もる雪は心のトリートメント